結論から書いておきます。
sudo su -
nmcli connection modify "有線接続 1" ipv6.route-metric 101
nmcli connection modify "有線接続 2" ipv4.route-metric 102
nmcli connection modify "有線接続 1" ipv4.route-metric 103
nmcli connection modify "有線接続 2" ipv6.route-metric 104
nmcli c up "有線接続 1"
nmcli c up "有線接続 2"
接続する優先順位はメトリック(metric)で設定します。
metricの数値が小さいほうが優先して接続されます。
上記のコマンド例を説明すると、
まずIPv6で”有線接続 1″に接続しにいきます。
IPv4の場合は”有線接続 2″に接続しにいきます。
実際はここまでしか使われないですが接続が失敗した場合はmetricが103、104のほうも試行されるはずです。
・各種確認のコマンド
nmcli c show
NAMEの確認ができます、Ubuntuだと”有線接続 1″とか”有線接続 2″とか書いてるはずです。
ip r
IPv4アドレスのmetricの確認ができます。
ip -6 r
IPv6アドレスのmetricの確認ができます。
・ここまでとあんまり?関係ない話
サーバーを立てています。
IPv4はASAHIネットの「固定IPアドレスオプション」月額880円を使うことにしました。
でもこれを使うとIPv6が使えません。
そこでサーバーマシンにLANカードをもう1枚増設して、そこにLANケーブルをつなげてそっちはOCNのIPoE接続にしました。
こちらはIPv6が使えます。が、IPoE接続だとIPv4は使えないポート番号が多くなります。
なのでIPv4はASAHIネットを使います。
ネットワーク構成の図を書いてみました。
固定のグローバルIPv4アドレスはサーバーで使いたいものなのでそちらにしかつなげていません。
自分で使うPCはIPoE接続の回線を使います。
これでだいたい良い感じになったと思います。
あと後日nuro光の10Gbpsの回線も入ります。
なにこれもう一般のご家庭じゃないですね?ひえ・・・